「男性型脱毛症診療ガイドライン ミノキシジル&フィナステリド」特集

男性型脱毛症診療ガイドラインって?

これまで男性型育毛症の薄毛による症状に対して、有効とされる治療方法が明らかにされていませんでした。食生活や体質や環境・習慣などあらゆるところに原因が関係するとされ、育毛剤も多種にわたって数々の商品が販売されており、いったい何をすれば効果があるのかと、多くの方が、悩まれていたではないかと思います。そのような方に朗報ともいえる、ガイドラインが発表されました。ご存知の方も多いと思いますが、2010年に日本皮膚学会から男性型脱毛の診療ガイドラインという発表でした。その内容は、男性型育毛症に対して、「強く薦められる」というのは、「フィナステリド」内服と「ミノキシジル」配合の外用の併用ということでした。

推奨度 評価 治療内容
A 強く薦められる フィナステリド内服
ミノキシジル外用(男性5%、女性1%)
B 薦められる 自毛植毛
C1 考慮してもよいが、
十分な根拠が無い
t−フラバノン、アデノシン、サイトプリン、ペンタデカン、ケトコナゾール
C2 根拠が無いので
薦められない
セファランチン
D 全く薦められない 人工毛植毛
フィナステリド(女性)
社団法人 日本皮膚科学会
社団法人 日本皮膚科学会
男性型脱毛症診療ガイドライン(PDFファイルダウンロード
http://www.fml.ne.jp/pdf/news_100816_01.pdf

ミノキシジル&フィナステリド

日本の医療機関で処方される「フィナステリド」の内服薬で有名なのが、「プロペシア」という医薬品になります。また「ミノキシジル」外用で有名なのは、「リアップ」などがあります。「フィナステリド」内服は、医師からのみ処方され、「ミノキシジル」外用は、薬剤師のいる薬局で購入可能です。発毛には個人差があるようですが、半年程度の継続使用が勧められており、効果を実感するまで、ある程度の時間と費用が必要になるかと思います。長期間の通院や購入が予算的に厳しい場合、個人使用の目的で、個人責任という形であれば、個人輸入をすることが可能です。海外ではジェネリック医薬品も販売されており、以下のような商品があります。

商品画像 商品名 特徴 詳細ページ
プロペシア 1mg (ENG製) プロペシア 1mg (ENG製) フィナステリド内服の先発医薬品で、FDA(アメリカ食品医薬品局)によってAGA治療薬と正式に認定を受けています。世界60か国以上で承認されています。
フィンペシア フィンペシア プロペシアと同成分のインディアンジェネリックです。
フィナステリド錠 フィナステリド錠 プロペシアと同成分のインディアンジェネリックです。
フィンカー プロスカー フィナステリドを含有した前立腺治療薬で、有効成分がプロペシアと同様の先発医薬品です。
フィンカー フィンカー プロスカーと同成分のインディアンジェネリックです。
ポラリス NR-07 ポラリス NR-07 ミノキシジル5%とアゼライク酸2%などが配合されているローションです。
ミノキシジル5% センシティブ[GEN]ローション ミノキシジル5% センシティブ[GEN]ローション 毛髪、育毛、抜け毛防止効果の定番 ミノキシジル 5%のローションです。溶剤にプロピレングリコールを含みません。
ミノキシジル 5% [GEN]GAFF ローション ミノキシジル 5% [GEN]GAFF ローション ミノキシジル5%ローションに各種成分(グリーンティー抽出物、アゼライク酸、フィナステリド、フルタミド)を配合した製品です。
ポラリス NR-09育毛ローション ポラリス NR-09育毛ローション ミノキシジル 15%の他にも、銅ペプチド、サイモシンβ 4 、プロシアニジン B2 、アデノシン、ビタミン複合体、そして進化を遂げた Liposphere テクノロジーを配合しています。

医薬品を個人輸入する際の注意事項

国内で販売されている医薬品は、全て厚生労働省の認可された物のみ、つまり安全性を確認してから医薬品が販売されています。海外には、同成分のジェネリック医薬品あり、個人使用の目的で、個人責任という形であれば、個人輸入をして使用することが認められています。ですが使用方法や副作用などを理解しないまま、医薬品を使用することは勧められていません。個人輸入での医薬品利用はすべて自己責任となり、厚生労働省から「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」の案内もございます。

医師や専門家にご相談の上、きちんと医薬品の使用方法やご自身の治療に合っている事をご確認の上、個人輸入をご利用ください。

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